ハードスペックスマホ「京セラ torque g01」auが取扱い開始! [IT]
au(KDDI)は2014年8月上旬より、米国国防総省が定めた軍事規格「MIL-STD-810G」をクリアしたハードスペックスマホ「京セラ torque (トルク)g01」を発売する。
「京セラ torque g01」は米国で業務用スマホとして発売されており、工事現場や警察、消防などハードな職場で働いている人達に高い人気となっている。今年、SIMフリー端末として国内でも発売を開始したが、国内キャリアとしてauが初めて扱いを開始する。
auは以前、高い耐水性や防塵性を持つカシオ製「G'zOne(ジーズ ワン)」を発売していたが、2013年カシオが携帯電話事業から撤退。ガテン系、アウトドア派から高い支持を受けていたハードスペック携帯電話の存在が危うくなっていた。
「軍の人たちが使っても壊れない」と(KDDI社長)がアピールするように、「京セラ torque g01」は米国国防総省の厳しい基準に準拠しており、過酷な環境下でも脅威の耐久性能を誇る最強のスマホだ。
米国国防総省制定の「MIL-STD-810G」にクリアするために、下記に記載している過酷な環境下にて性能試験が行なわれている。
「防水」30分間にわたる降雨や浸水に対しての防水性能
「防塵」連続6時間の粉塵試験
「耐衝撃」高さ約1.22mから合板に26方向で落下させる試験
「耐振動」連続1時間の振動試験
「耐日射」連続24時間の日射試験
「防湿」連続10日間の高湿度試験
「温度耐久」(高温、低温): 動作環境: -21℃/50℃ (各連続3時間)
「低圧対応」連続2時間の低圧試験
「塩水耐久」連続24時間の5%塩水噴霧後、24時間乾燥させる試験
「京セラ torque g01」は、これまでのスマホの常識を打ち破る革新的な性能も装備されている。
例えば、画面が濡れた状態や手袋をしている状態でも使えるタッチパネル。ハードキーの配置で、手袋をしたままでも簡単に電話にでることができる。「デュアルスピーカー」搭載で100db以上(3KHz)の大音量を実現、ハンズフリー機能使用時にも便利。
騒がしい環境でも相手の声が聞き取りやすい京セラの独自機能「スマートソニックレシーバー (R)」搭載。Qi規格対応充電器で、自宅、車の中、外出先などさまざまな場所でワイヤレス充電ができる。
京セラは「torque g01」を米国で販売する際、日本で販売する予定は無いと発表していたが、2013年カシオが携帯事業から撤退し、タフ系携帯電話は市場から姿を消す一方だった。今回auから「torque g01」が発売されることが発表され、「G'zOne難民の希望の星」「こういうのを待っていた」など、ネットでもタフ系携帯電話の根強いファンから歓迎のコメントが上がっている。
「京セラ torque g01」のカラーは2色(ブラック・レッド)展開で、8月上旬より販売が開始される。
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